ひとり占めセオリー (ビーボーイコミックス) : 占いのことがわかるサイト

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ひとり占めセオリー (ビーボーイコミックス)

定価：￥ 590
販売価格：￥ 590
人気ランキング：
おすすめ度：

発売日： 2006-09-09
発売元：リブレ出版
発送可能時期：通常24時間以内に発送

地味なようで味わい深い
繊細な線、丁寧なトーン使いの絵柄に好感を持ちました。
表紙はこってりした色味で強い感じなので、いい意味でのギャップを感じます。
ストーリーはちょっと少女漫画的？乙女に悩む受けなのに、それが嫌みでないのは
繊細な絵柄を裏切る「おまえが欲しい」「おまえじゃなきゃ駄目だ」という、
直情かつ情熱的なメッセージのおかげです。

表題作「ひとり占めセオリー」
大学生×大学生。同居している友人（攻め）に彼女ができたことで動揺し、
初めて彼への恋愛感情を自覚する受け。
ベッドでいつも一緒に寝ていて、同じ方向を向かないと狭くて落ちてしまうから、
いつも背中越しに相手を感じていた、という設定がどこかエロティック。

その他、表題作キャラクタの友人や教官の話、社会人ラブなどを含めた、
全６話を収録しています。
どの話も完成度が高くて、続きを妄想してしまいたくなる（笑）
さっぱりしているようで、実は味わい深い話の数々です。

さり気ない仕草がツボる
アッサリ系の絵がかなり好みでした。
佐々成美さん、鈴木ツタさん、ユキムラさん、木下けい子さん、そういうタイプが好きな方は抵抗ないと思います。
お話はユキムラさんのほのぼのさと、木下さんの繊細さを混ぜたような感じです。
表紙にもなっている大学生のバカップルのお話が思いのほか良かったです。

話としてはベタなんですが、見せ方がなかなかお上手な方です。
間接キッスとか、背中から抱っことか、ベットでギューとか、テイストは乙女なんですが、不覚にもソコにヤラれました（笑）
嫌味のない程度に甘く、エッチの描写もソコソコで自然です。

萌える
すごい萌えました。感情のやり取りや、表情が丁寧に描かれていて
その二人の間の空気感みたいなものに萌えたんだと思いますが…
大学生同士、リーマン同士、先生同士のカップルがあります
（メインは大学生、先生同士はオマケ）受の子は皆かわいいんですが（中身が）、
ビジュアル的には全員かっこよくて、なよなよしてません。
攻はクールな感じの人が多いです。絵は繊細な感じでキレイです。
絵の感じ的には鈴木ツタさんが近いような？気がします。

筋がハッキリしている系統のお話ではなかったので、
起伏のあるお話が好きな人には向かないかもしれません。
恋愛中の感情の揺れを丁寧に追うタイプのお話が好きな人にはオススメです☆
個人的には先生同士のお話をもっと長いので読みたかったです！

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